どんが空へ駆け上がった日からもうすぐ5ヶ月
見送ってすぐには感じなかったのに後から湧いてきたキモチが後悔だったり思いもしない時に泣きそうになったり
そんなコトを繰り返しながらの5ヶ月
どんのコト書こうかな
どんの病気は血管肉腫というものでした
わかった時にはひどい貧血状態で脾臓付近にできた腫瘍はすでに肺と心臓にも転移していて(ダックスには稀なこの腫瘍はできてしまうと進行がとても速くかなり悪性の強い腫瘍ということでした)手の施しようがないどころか
主治医からは「今日だと思う」と言われたのです「お父さんに早く帰ってきてもらって」と
頭を持ち上げる力も無いどんに謝りながら自宅へ戻りkazuと友達に電話した後はひたすらどんのそばで泣いてました
その日だけでいったいどれだけのヒトがどんに会いに来てくれただろう
そしてあの神様とどんからの贈り物の3週間も毎日のように・・・
治療は何もできない頭に浮かんだ放射線も抗がん剤も一切効果は無いと
なにより腹部の腫瘍はいつ破裂するかわからないから、とにかくお腹は押さないようにと強く言われていたので
病院への移動さえ怖いくらいだったのです
ただステロイドが効いてくれればと望みをかけるだけだった
1日1粒のステロイドで繋いだ3週間の命
5歳の時に初めて処方されたステロイドでものすごく体調を崩して以来どんには決して飲ませなかったステロイドが最後に助けてくれるなんてね
看病も治療もしてあげられない病気にしてしまったことへの後悔はあとから湧いてきた感情で
どんががんばっていた時は、毎朝ハウスから出てきてくれることが嬉しくて
ご飯を食べてくれることが、お水を飲んでくれることが、タオルをかみかみしてくれることが、わぉーんて泣いてくれることが
そんな13年間当たり前に繰り返されてきたことが、日常がそこにあることが嬉しくてたまらなかった
毎日どんに大好きだよと伝えられて幸せだったなぁ
どんに感謝のキモチをこめてどんと一緒に過ごした時間を振り返っちゃおうか
2001年1月18日生まれのどんとの出会いは3月10日ペットショップでした
生後51日で我が家の家族になりました
写真は我が家に来た翌日にkazuに抱っこされてるどん・・・ちっちゃいなぁ^^
ワクチンが3回だったどんのお散歩デビューはちょっと遅くなっちゃって
もうすぐ5ヶ月になりそうな6月10日でした
この先13年散歩することになる歩道で
コートなんにもないね(笑)
びびりでね、前からやってきたちょっとだけお兄ちゃんのダックスくんから必死で逃げてたね
これは1歳近くかな
パピコの頃から日課だったタオルかみかみは本当に最期の日まで続くまさに日課だったね
最初の夏からどんのお気に入りは玄関でした
涼しい快適な場所をみつけるのが得意だったね・・・これは後からやってきたまつも真似してたね
5歳の誕生日3日前
初めてお友達に誕生日をお祝いしてもらってケーキに名前を乗せてもらったね!
初めてのケーキももちろん躊躇なく完食!
6歳になる4日前にいきなりお兄ちゃんになったんだよね
写真はまつのお散歩デビューの3月4日
初めて並んで歩いた日・・・この日からずっと一緒に散歩したね
外での初めての2ショット!リードに釣られてる(笑)
この写真をスタートにいった何枚の2ショットを撮っただろう
全部が大事な大事なタカラモノだよ
2010年北海道!どん9歳 まつ3歳
後にも先にもあんなに毎日ずーっと家族みんなで過ごしたのはあの10日間だけだったね
一生忘れない
幸せな思い出
どんのやさしい笑顔も好きだけど
どんの横顔が大好き
どんが大好き
たくさんの時間を一緒に過ごしてきたね
もっとおじいちゃんになってお耳が遠くなったりお目目があんまり見えなくなったり
そんな時がいつかは来てしまうんだろうなと思いながら
でもそんな時が来てもなんでもしてあげるって思ってたよ
まさかね。あんなに潔く逝ってしまうなんて思いもしなかった
きれいなまんまで
静かに
眠るように
本当に親孝行だったね
わたし何もしてあげられなかったよ
ただどんが笑ってくれることに幸せをもらってただけだったよ
ありがとね
どんがわたしを幸せなキモチにしてくれたから今ちゃんと前を向けてる
わんこと暮らすことに後ろ向きにならないでいられる
だって
わんことの時間がどれだけ幸せで素晴らしいことなのかをどんが教えてくれたから
我が家は次のステージへ行くよ!
でもね
この先なにがあったって
どんはずーーーーーーーーっと世界で1番!
それだけは変わらない!
家族で行った最後の海
夏も終わりだというのに暑かったこの日もどんはずっと笑顔だったね
またいつかきっと会おう
それまで待っててね
あ、でも、時々わたしの愚痴聞いてね(笑)
どん!世界で一番大切で愛してる!